中学受験 E:REX[イーレックス]

Voice10一問の重

東海中学校・滝中学校・名古屋中学校など
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H・Sくん

夏休みの算数特訓ゼミで平成21年度の東海の算数の1枚目を解いたのですが、
合っているのは計算1問というズタボロの有様。
ため息混じりに帰宅。「こんなんで大丈夫なのかなぁ…」と心配でした。
そのことを父に話すと、「それで、その問題は解けるようになったの?」という質問。
実際、「まあ、はじめてだし…」という気持ちもあったために、ささっと気持ちを切り替えて、そこまで覚えていたわけではなく、「いや」と答えると、「一問一問を間違えるのはしょうがない。
でもその間違いから学ぶことはできるはず。そうしていかなければ意味がないし、東海も厳しい。」
その言葉から東海の解き直しがスタート。
父の視線の中、冷や汗をかきながら解いていきました。
一問一問を終えるたびに丸つけをして、問題の意味・解き方をしっかりかみしめて解き、終わったときにはなんだか自信がわいてきました。
「先生の『問題の解き方の引き出しを増やす』という言葉を実現できたんだ。」そう思うだけでヤル気にあふれました。
「一つ一つの問題に力を傾注して取り組む。」言葉にすると18文字。
簡単に聴こえるその響きは、受験生活を意義あるものにするために一番重要で、でも一番困難なことだと思います。
ずうっと問題とにらめっこしていると飽き飽きして、一つぐらい飛ばしたいと思ったことが何度あったでしょうか。
でも飛ばしたその一問で100点中12点を落とすと考えたとき、それで120人に抜かれると思ったとき、その一問にまだ全力で取り組むでしょう。

投げたくなるのは分かる。
自分だってそう思ったときはあった。でも今の自分があるのは、そうした努力があったから。
そうした紛れもない事実を胸に留め、これからも学ぶ。
このメッセージが1人でも多くの受験生に響き、笑顔が増えますように。

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