R・Iさん

中学受験を通して私が学んだことは、コツコツ勉強することの大切さです。
私は入塾するまでしっかり勉強したことがありませんでした。
塾に通うようになり、テストで点数が取れなかったり、理解もできないようになってきても、「まだ受験まで時間がある」「今やらなくても大丈夫」と軽く考えていました。
しかし、過ごしていく中でテストの前だけ必死になっていることが嫌になってきて、覚悟を決めなければならないと感じました。

なんとなく勉強するのではなく、基本のところに戻ってしっかりとやり直しをしました。
毎日毎日少しずつ頑張って、Sテストの点数も少しずつ上がっていきました。
6年生になり、模試を受ける中で、自分の4・5年生の頑張りが結果となって表れて、本当にうれしく思いました。
4・5年生の時に取ったときの結果と比べて、とても中身の詰まったものだと感じ、自分のやってきたことが結果に繋がって、勉強が面白いと思えるようになりました。
それからのテストでも、計算ミスや文章の読み方など課題がどんどん見つかっていき、それをなくしていくたびに成績が上がっていって本当に面白かったです。

でも、一度だけテストの結果が良くて勉強時間を減らしてしまったとき、テストの結果が悪いものになってしまい、勉強で初めて泣きました。
結果よりも、4・5年生の時の自分に戻ってしまったようで、本当に悔しかったです。
それから、自分に負けそうになるとこのことを思い出すようにしていました。
過去問を解いているときでもうまくいくことは少なかったけれども、あきらめずに頑張り切ることができました。

入試本番ではすべてが解ける問題ではなかったけれども、今までやってきたことが自信になって、焦りや不安を感じることはありませんでした。
中学受験を通して、自分がやってきたことは絶対にあとから活きてくるということを学びました。この経験を将来の自分へとつなげていきたいです。