中学受験 E:REX[イーレックス]

Voice07信じる気持

南山中学女子部
南山中学女子部

A・Oさん

私は、算数が苦手で、そして嫌いでした。
どのくらいひどかったかというと、6年になって沢山の問題を解いて、やっと4・5年生レベルの問題が分かるくらい(笑)。
でもそのかわりと言ってはなんですが、国語は好きで、得意でした。
もともと小さい時から、本を読むことが好きだったことが大きく影響していると思います。
読解問題の本文を読んでいると算数の問題を解いているときとは真逆で凄く楽しくて面白く感じることができていました。
中でも5年の秋から冬にかけては成績も一番良かったような気がします。あの時はまさに「波に乗った」状態でした。

ただ、その状態は長くは続きませんでした。
あの時が「最盛期だった」と過去形で呼ぶことになるのです。
6年になり「過去問」という未知の強敵が出てくると、私は改めて「算数のできの悪さ」に直面します。
逃げ出したくなるような心境でしたが、もちろん国語・理科・社会だけでは受験はできません。
日曜ゼミも始まってくるとさらにため息をつく日々になってしました。
「もうダメかなぁ。どうにかしたいけど、上手くいかいないし。そもそもどうしてこんなにダメダメなんだろう…」と、自信をなくし、時に涙しそうになることもありました。

さらに、追い討ちをかけたのが「直前のスランプ」です。
一月に入ってもうすぐ受験が迫ってきたとき、どういうわけか国語の成績が落ちてきたのです。
他の教科がただでさえ良くない状態なのに、肝心の国語まで点数を落としてしまったら…。
気持ち的にはさらに底へと沈んでいきました。

が、ここで「転機」がきます。
受験が始まる週からコロナの感染予防のために学校を休むことになるのですが、
そこで「気持ちの整理」ができました。
時間があるおかげで、じっくりと取り組むことができ、心の迷いが小さくなり、「やるしかない!」と思えるようになりました。

そこから1校目の受験を終えて、「受験本番」を経験したことから「謎の自信」が湧いてきて、
「あとは自分を信じるしかない!腹をくくれ、私!」と弱かった自分を奮い立たせることができました。
本番前に悲観的なことばかり考えても仕方ありません。
開き直りかもしれませんが、「絶対大丈夫!」と自分に言い聞かせながら南女の受験に挑みました。

そして、合格!
振り返ると、私にとっては「信じる気持ち」がとても大事だったように思います。
だからこれからも。自分を信じて進めば、絶対大丈夫!

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